結婚願望について 結婚願望という言葉のニュアンスには「結婚によって現状がより好転することへの期待」が見て取れます。そこには「結婚が今ある不安を解消してくれる」という考えもあるようなのですが、結婚で事態が好転したり不安が解消したりするのでしょうか。



確かに女性であるという理由だけで地位や収入が保証されない時代がありました。社会の慣習が「生きる手段としての結婚」を女性に強いていたのは事実です。また男性にとって「結婚してはじめて一人前」といった社会的圧力があったことも、結婚願望を生み出していた原因のひとつだったと思われます。このような時代であったなら、結婚願望がなかば脅迫観念のように働くのも致し方ないことかも知れません。しかし現代社会は、一部残っている部分もあるとはいえ、大局においてそういった社会的圧力が弱まりつつあります。結婚していない人間を「一人前でない」とか「負け組」とする風潮は、偏見と呼んで差し支えないレベルということです。

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仮にあなたが「未婚でなくなったら(=結婚できたら)安心」と考えているならば、それは根拠のない幻想です。結婚によって永遠の愛が保証されないことは離婚率から明らかですし、経済的不安や社会通念上の圧力も、結婚そのものとは根本的に無縁だからです。

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しかしそれでも結婚になんらかの魅力があることは事実です。結婚によって満たされる何かは、もはや言葉では表現できないものなのかも知れません。男女の別なくその魅力を感じ取る人が結婚願望を抱くのは、ある意味当然のことなのです。このような感覚的願望は、バイアスを加味しても女性に多く備わっているようです。「彼氏に結婚を決意させる方法」があっても「彼女に結婚してもらう方法」があまり目に付かないのは、女性が「説明するまでもなく感覚的に結婚の魅力を知っているから」かも知れませんね。

その人が結婚というものをどう捉えるかによって、そこに生じる結婚願望も変わってきます。個々人がもつ結婚観が結婚への訴求力を決めているともいえるでしょう。そういう意味で現代社会の男性は結婚に期待していないのかも知れません。特に唯物的思考の強い男性にとって、結婚は何のメリットもない単なる制度に過ぎないか、女性を喜ばせるためのイベント程度の認識だってあるくらいです。

男女の結婚に対する価値観の差が埋まり、同じ結婚観を持つことができれば、結婚願望という言葉自体、意味が無くなっていくのかも知れませんね。