中性脂肪とは? ついにやってきました、この回が…。今回のテーマはあの「中性脂肪」。私たちの体内に存在する4種類の脂肪のうち、ほとんどがこの中性脂肪です。中性脂肪と聞くと、とにかく肥満の大元であるとか、メタボリックシンドロームを引き起こす原因であるとか悪いイメージを持たれがち。でも、これまでも解説してきたように、中性脂肪には体を健康に保つための大切な役割があるのです。



そもそも中性脂肪とは三つの脂肪酸とグリセロールという物質が結びついてできたもの。別名を「トリグリセリド」と言います。中性脂肪は体温を保ち、筋肉などを動かす直接的なエネルギー源。いくら中性脂肪を減らそうといっても過剰に削ぎ落としてしまっては体機能を正常に保つことができなくなってしまうのです。特に女性は妊娠出産のための臓器や赤ちゃんを守るために、男性よりも多くの中性脂肪は皮下脂肪として蓄えています。ダイエットをするにしても健康的な範囲で女性らしいプロポーションを目指したいものですね

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ただ、もちろんこの中性脂肪を多く取りすぎると、健康への悪影響を及ぼすことは間違いありません。中性脂肪の基準値は50〜149mg/dlです。これを超えると健康診断等などで中性脂肪の濃度が高いと診断され、食生活の改善や運動をすすめられます。あの中性脂肪が余分にありすぎる状態では、脂肪分が運ばれている血管の中で血管の壁にへばりつき、動脈硬化や動脈瘤の直接的な原因となってしまいます。これが悪化すると心筋梗塞や脳梗塞脳出血などにつながるわけですね。中性脂肪を減らす食事というと、油の摂取量を減らしたり、炭水化物の量を控えたりというメニューが思い浮かびますが、だからといって突然炭水化物を全く取らない状態にしてしまうと、今度は健康の維持に必要な栄養素まで欠如してしまいます。

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もちろん、程度にもよりますが、ごはんは1膳の八分目までに減らすくらいでOK。油も、全ての油がダメというわけではありません。「DHA」という言葉を聞いた事がありませんか?これは青魚に多く含まれる不破脂肪酸のこと。つまり脂質です。油にも関わらず、DHAには血中中性脂肪を減らす働きがあると言われています。ぜひ青魚を摂ることで余分な中性脂肪を減らしながらも、食事に満足感が持てるメニューを摂っていきましょう。定期的に健康診断を受ける事、これも中性脂肪の正常値を維持するために必要なことです。